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こころを尽くす

前回の「waccaのつぶやき」のあと、お店に置いてあるのに読んでいなかった「天然生活9月号」を読みました。

はたらく台所特集のなかにとりあげられていた、佐藤初女さんという女性の言葉が、もやんもやんとしていた私に答えをくれました。
青森・弘前で人の心を癒すおむすびを作っているまあるい背中のおばあちゃんのひととなりは本に紹介されていますのでぜひwaccaでご覧ください。


天然、オーガニック、有機。
よくわからないです。実際。解る人にはわかるそうですが、私にはまだわかりません。
あ、オーガニックコットンのタオルは気持ちよいと思います。
庭のきゅうりも無農薬というものですがやわくてんまいです。


料理というのがただお腹をいっぱいにすることではないこと。
口に合う、という意味での「美味しい」ではない「おいしい」が存在すること。
どのように育ってきたか、どのように生まれてきたか、どのような苦労で作り上げてきたのかを思いながら調理すること。
そしてそれを食べること。
「いただきます」と「ごちそうさま」
「もったいない」
…知ってます。


誰が教えてくれたんでしょう。
父や母、祖父や祖母。ではなく。
その人たちと囲む食卓や、囲んだ料理が教えてくれたのではと思うのです。
その父や母や、祖父や祖母はまた、その親・家族と囲んだ食事でその心を育んだ。


すべての家族と先祖に感謝をして。
今日からお盆。
父の代わり…というと仰々しいですが、おそらく「みんな」が集まる場所に、私も行ってきます。そのため、明日12日は営業時間が短縮となり、16時には完全CLOSEとなりますのでご了承ください。


そして今日は大好きな「おくずかけ」の日です。
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無題

  • 仙台のかえる
  • 2012/08/12(Sun)11:34:34
  • 編集
佐藤初女さん。
初女の言葉や生き方には、僕も教えてもらったり、共感したり、多くのものをいただいている感じです。

生きるということを、もう一度、無から始めなければといつも思わせて下さいます。

仙台のかえるさん

  • wacca
  • 2012/08/12(Sun)12:14:45
  • 編集
かえるさんに教えていただかなかったら、
そのまま飾るだけの本だったかもしれません。

初女さんが多く生きているから、というよりも、
多くの美味しいご飯を食べてきたからこその言葉の重みなんだろうと。
だからこそわたしも、おいしいものを探したい、考えたいとより思いました!

またお会いした時にはたくさんお話聞かせてくださいね^^